調査・研究活動Top琵琶湖湖底の低酸素化に 関連した調査活動 琵琶湖調査2010琵琶湖調査2007水上バイクが琵琶湖の環境 に与える影響調査 水上バイク調査柳が崎地区定点調査◇第2期 2006年度 ◇第1期 2005年度 継続調査 ・2011年度 水辺調査 ・2010年度 水辺調査 ・2009年度 水辺調査 ・2008年度 状況視察 琵琶湖全域の水質と底質の 一斉調査 20年目の琵琶湖調査○採水、採泥の様子○調査風景 神上沼(じんじょうぬま):内湖 ナラ枯れの目立った山々 近江八幡市 |
調査・研究活動のページ琵琶湖市民大学は、様々な調査研究機関や大学の研究員・スタッフの協力によって、水質や底質の分析などの調査研究活動を行っています。調査結果は報告書にまとめていますので、詳細は「出版物など」ページをご覧ください。(環境イベントベータベース「環境らしんばん」へリンクしています。)水上バイク調査 2010年度 水辺調査2010年8月21日(土)実施 主催:FLB(びわ湖自然環境ネットワーク)2006年の制定から4年が経過した「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」の現状を確認し、条例改正に向けての提言の作成を目的としました。水上バイクの走行実態や適合ステッカーの有無、長浜港のスロープ設備の利用・管理状況を確認しました。 長浜港は休日、日中は警備員の方が常駐し、水上バイクやバスボート牽引車の乗り入れに対しては徴収して管理体制をとっています。警備員の方にお話を聞くと、バスボートの利用者の方が多いようで、また場所がら東海地方からの利用客が多いそうです。2008年の利用実態調査のときに目立ったナンバープレートなしの牽引車に対しては、現在は入り口で車と牽引車の両方のナンバーを記入する様式に変更するなどの対策がとられていました。 2グループに分かれて、水上バイク利用者が多いと思われる近江舞子、マイアミ浜、松原水泳場、大同川河口などをめぐりましたが、1地区あたり数台から十数台しか走行・停留していませんでした。お盆の翌週で外出を控える傾向があったのかもしれません。マイアミ浜には水上バイクの湖岸350mの走行禁止、エリ・取水施設への接近禁止の看板と乗り入れ防止のが設置されていました。この日は水上バイクの走行は見られませんでしたが、不法な乗り入れが問題となりテレビニュースにもなったようです。 このほか、冬に駆除が行われたものの再び繁殖しつつあるナガエツルノゲイトウ群生地(神上沼)、水位操作と西風の影響で侵食が進む砂浜(新海浜)、粗朶消波工によるヨシ帯再生地区など、さまざまな姿の湖岸を見学しました。 新海浜は、海砂を入れた場所がありましたが、砂の粒が大きく黒っぽいので一見して見分けが付きました。周辺にはハマゴウの群生地区もあり、見た目の維持だけに留まらない湖岸の保全が必要でしょう。 |