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琵琶湖湖底の低酸素化に
 関連した調査活動
琵琶湖調査2010
琵琶湖調査2007

水上バイクが琵琶湖の環境
 に与える影響調査
柳が崎地区定点調査
 ◇第2期 2006年度
 ◇第1期 2005年度
継続調査
 ・2011年度 水辺調査
 ・2010年度 水辺調査
 ・2009年度 水辺調査
 ・2008年度 状況視察

琵琶湖全域の水質と底質の
一斉調査
20年目の琵琶湖調査
 ○採水、採泥の様子
 ○調査風景

調査風景

コアサンプラー 引き上げ後

調査・研究活動のページ 20年目の琵琶湖調査

採水
 この調査では、5月には表層、底層の、7月には表層、5m、10m、15m、20m、底層の採水を行いました。採水器を目的の水深まで沈め、ロープ伝いにおもりを落とし、その衝撃でふたを閉めて採水します。 くみ上げた水をいったんバケツため、分析項目ごとにビンに詰めて持ち帰ります。(写真はバンドン採水器です。)
 分析項目ごとに保存方法が違うので船の上は大忙しです。船の上はロープ、クーラーボックス、採水ビンでいっぱいです。右)採水後のロープは、からまないように編んでおきます。
5月の湖面は穏やか バンドン採水器 ロープは絡まないように編んでおきます

採泥
 20×20cm四方の底泥を採取します。泥の表面を分析用に採取し、別の容器に移して持ち帰ります。泥を含んだ採泥器は非常に重く、引き上げは重労働です。7月の調査ではウィンチを使いました。採泥後の泥はふるいにかけて、丁寧に洗い流すと、ふるいの上には底生生物(ベントス)が残ります。ベントスをつぶさないようにピンセットでつまんでアルコール保存する作業です。揺れる船の上では、根気のいる仕事です。
←柱状採泥器(コアサンプラー)
 堆積物を柱状に採取して、年代ごとの汚染の様子を分析します。コアサンプラーに円筒を差し込んで抜き取ります。各層ごとに切り出して、ポリ袋に詰めて保存します。
手を挟まないように注意です 採泥器引き上げ風景 泥の洗い流し作業
ベントス アルコール保存 コアサンプルの保存
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