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琵琶湖湖底の低酸素化に
 関連した調査活動
琵琶湖調査2010
琵琶湖調査2007

水上バイクが琵琶湖の環境
 に与える影響調査
水上バイク調査
柳が崎地区定点調査
 ◇第2期 2006年度
 ◇第1期 2005年度
継続調査
 ・2011年度 水辺調査
 ・2010年度 水辺調査
 ・2009年度 水辺調査
 ・2008年度 状況視察

琵琶湖全域の水質と底質の
一斉調査
20年目の琵琶湖調査
 ○採水、採泥の様子
 ○調査風景

夏の柳が崎湖岸
夏の最盛期の柳が崎

走行台数の記録(デジカメ撮影)の一部
走行台数調査写真(一部)

啓発活動
滋賀県の琵琶湖ルール
啓発活動の一例

調査・研究活動のページ  水上バイク調査

第2期 2006年度の調査結果の概要

 2005年度と同様に、水上バイクの走行に伴ってVOC濃度の上昇が見られました。表層だけでなく、水深2〜4m地点でもVOCが検出され、柳が崎湾全体に拡散していることがわかりました。水道水源の保全の観点から、ベンセンを環境基準の10分の1(1μg/L)に抑えるためには、柳が崎での常時走行台数を4〜5台(1日のべ走行台数にして約150〜200台)に抑えるべきと考えられます。
ベンゼン濃度と走行台数の関係
調査結果の一部より抜粋(検出下限 0.2μg/L)
 柳が崎湾全体の日曜日の水上バイク走行台数を時間を追って記録しました。琵琶湖ルールの航行規制水域内である湖岸から350m内で走行している水上バイクが多く見られ、琵琶湖ルール違反が確認されました。県の啓発活動によって、規制水域内での走行台数は減少しますが、その効果は一時的であることがわかりました。
 また、本来静かなはずの湖岸で、水上バイクの走行が多い日曜日の日中には60dbを超える騒音が頻繁に計測されました。琵琶湖ルールによる航行規制水域の指定を、騒音に係る環境基準の55db(専ら住居の用に供される地域の昼間の基準値)を適用したものに改善されることが望まれます。
走行台数一覧
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