朝食
竹生島
採水ビンに保存

合宿・琵琶湖市民大学 2005 琵琶湖を五感で感じる4日間!!

2005年8月26日 実習 琵琶湖調査 5:00〜12:00荷物の積み込み

実習スタート!!

【起床、朝食】
まだ暗い早朝4:30、眠い目をこすって朝食をほおばり、荷物の積み込みをしました。採水器、採泥器ロープ、バケツクーラーボックスなど大量です。漁師さんのお話によれば、琵琶湖は午後から西風が強くなるそうです。そのため、午前中に調査実習を終了させようと、早朝からのスタートになりました。

【日の出とともに出港】出港 琵琶湖の日の出
心配された台風もなんのその好天に恵まれました。カワウの巣となった竹生島のすぐ横を通って調査地点に向かいました。






採水作業

採水実習

採水器を使って深い層を汲むのは大変な作業です。チームワークも大切。揺れる船の上でも慎重な作業が要求されます。表層、水深5m、10m、15m、20m、40m、底層(84m)の水を、交替しながら順番にくみ上げ、一部を採水容器に保存し、残った水で水温、pH、電気伝導度、溶存酸素濃度、濁度の水質一般項目の測定を行いました。


採泥実習、ベントス(底生生物)採取採泥器引き上げ

【採泥器の引き上げ】
おもりのついた採泥器に泥の重さが加わり引き上げは大変な作業です。調査地点の水深:85m
エクマン・バージを使用して、琵琶湖の底質を採取して、色、臭い、温度を調べました。分析サンプルとして底泥の表面を採取して持ち帰りました。(下)


【ベントス採取】
泥をふるいにかけ、網に残った底生生物(=ベントス)を採取。エラミミズ、イトミミズがいました。
【竹生島とカワウ】
約3万羽が生息するとの報告(H16)もあり、多量の糞で木が枯れてしまい、一部の斜面が崩壊する危機にさらされています。調査実習の終了後には深層の水を飲んで休憩しました。ほどよく冷えていて、おいしく飲みました。
底泥の採取 底泥のふるいわけ
網に残ったベントスを採取します
竹生島とカワウ
黒い斑点が飛び立つカワウ
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