採水
パックテスト

合宿・琵琶湖市民大学 2005 琵琶湖を五感で感じる4日間!!

8月26日 5:00〜12:00 実習 陸上調査 パックテストパックテスト
【試験水の採取とパックテスト】
琵琶湖:尾上漁港、琵琶湖調査地点の表層、底層水、野田沼、宇治川を試験水としました。グループごとにパックテストを使って水質調査をしました。微妙な色の判定には困る場面もありましが、どのグループも似かよった数値で判定されました。
実習終了後には、琵琶湖調査の速報値とパックテストのデータをまとめて報告しました。

【データのまとめ】データのまとめ
北湖の北西部にあたる調査地点は、琵琶湖でもっとも水質のきれいな地域とされていますが、パックテストのデータも、それを裏付ける結果となりました。同じく調査地点において、植物プランクトンの栄養源となる窒素、リンが底層よりも表層で低いのは、表層付近で植物プランクトンの光合成が活発であったためと考えられます。
琵琶湖と比べて野田沼、宇治川は数値が高く判定されました。パックテストを使った簡単な検査ですが、やり方を工夫し、データを集計すると、水質の違いを知ることができます。
パックテストデータ集計表 2005年8月26日実施 単位[mg/L]
調査地点 COD アンモニア態窒素 硝酸態窒素 リン酸態リン
琵琶湖 尾上漁港 2 - 4 0.16 0.23 0.0165
琵琶湖 調査地点表層 2 0.16 0.23未満 0.0165未満
琵琶湖 調査地点底層 2 0.16 0.23 0.0165
内湖 野田沼 2 - 4 0.16 - 0.4 0.23 - 0.46 0.033 - 0.066
宇治川 宇治橋 4 0.16 - 0.4 0.23 - 0.46 0.0165 - 0.033

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