採水器

透明度板

出港準備

合宿・琵琶湖市民大学 2006 近畿のみずがめ 琵琶湖をさぐる

2006年8月26日(土) 琵琶湖調査実習 5:00〜12:00採水作業

朝5時から実習スタート!!

 早朝4:30起床、5時に開始しました。琵琶湖は午後から強くため、毎年このスケジュールで行っています。快晴で風もなく、琵琶湖のいきいきとした景色を見ながら琵琶湖調査を行いました。

【調査実習内容】
・透明度の測定
・採水器を使った深度ごとの採水
採泥作業 ・水質自動測定器による測定と記録
 水温、pH、電気伝導度、溶存酸素濃度、濁度
・エクマン・バージ採泥器を使った採泥
・底泥とベントス(底生生物)の採取
・竹生島のカワウの観察
・底層(80m)の水をそのまま飲んでみる
・ロープの結び方、収納の仕方

調査船の様子

採水、採泥作業

 採水器や採泥器を使った作業はチームワークが大切です。採水は、水深別(表層、水深5m、10m、15m、20m、40m、底層)の水を、交替しながら順番にくみ上げ、一部を採水容器に保存し、残った水で水質一般項目の測定を行いました。


ふるいわけ  採泥器は本体+泥が非常に重いので、2,3人で協力して引き上げました。泥をふるいにかけて、泥の中に生息しているエラミミズ、アナンデールヨコエビ、チオプローカを確認しました。
 チオプローカ(硫黄酸化細菌):底質の貧酸素化→硫化水素の発生→チオプローカの繁殖、と考えられていて、底質環境悪化の指標とされています。
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