合宿・琵琶湖市民大学 2004 琵琶湖の20年後を考える

2005年8月27日 琵琶湖調査実習
水温、pH、電気伝導度などの、水質項目の現地測定と、採水器(北原式)を使った琵琶湖深層までの採水を行いました。メッセンジャーを落として、うまくフタがしまっていないとショックです・・・。3人で力をあわせてい引き上げたのは、採泥器(エックマン・バージ型)と琵琶湖の底質です。水深90mの水を飲んで休憩中。竹生島に棲みついたカワウの大群を目の当たりにしました。
北原式採水器 採泥器の引き上げ 竹生島のカワウ

陸上実習
地元の漁師さんによる内湖、琵琶湖と漁業についての説明を聞きました。投網の実演をしていただいたのですが、内湖ではブラックバスしか取れませんでした。水路(中央写真)では、フナ、スジエビ、タナゴがいました。内湖(野田沼)にて、パックテストを使った簡易水質測定の実習を行いました。最初は水がチューブにうまく入らなかったようですが、次第にみなさん上達されていました。
投網の実演 パックテスト 水の吸い上げ パックテスト 色の判定
水質測定の結果(前半グループ)
<調査地点> 内湖 野田沼   <天候、時刻> 晴れ、午前7時30分
<水温> 25.2℃   <pH> 7.7   <電気伝導度> 9.3mS/m
パックテストの判定
<COD> 6〜8mg/L   <りん酸態りん> 0.016mg/L
<硝酸態窒素> 0.23mg/L   <アンモニウム> 0.16mg/L
m2*